2011年2月10日木曜日

視力回復のためにブルーベリー

視力回復のためにブルーベリーが良いという話は一度は聞いたことがあると思います^^

そんなブルーベリーについて調べてみました。

ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北米原産の低木性果樹です。
その果実がエレガントなブルーになり収穫されることからブルーベリーと呼ばれています。
ブルーベリーには、大きく3つの種類があります。

栽培ブルーベリー、野生ブルーベリー、ヨーロッパに自生するビルベリーがあります。
成熟した果実は、濃い青紫色になりますが、これは、アントシアニン色素のためです。
このアントシアニン色素が、眼によい効果があると最近一躍注目を浴びているということです。

 ブルーベリーの効用についてですが、こんな話があります。
第2次世界大戦中の話です。
あるイギリス空軍のパイロットが、ブルーベリージャムが大好物で、毎日、パンの厚さと同じくらいブルーベリージャムをたっぷりつけて食べていました。

そのパイロットが、夜間飛行、明け方の攻撃で「薄明かりの中でも物がはっきり見えた」と証言したのです。
その話から、イタリア、フランスの学者が研究を開始、その結果、野生種のブルーベリーのアントシアニン色素が、人間の眼の働きをよくする効能があることが分かったそうです。


人間の網膜には、ロドプシンという紫色の色素体があり、このロドプシンが光の刺激を神経系から脳に伝え「物が見える」と感じているわけです。

ところが、眼を使っているとロドプシンは徐々に分解されてしまいます。
また、年をとることによってだんだん減少していくことも分かりました。

研究の結果、アントシアニン色素を摂取すると、このロドプシンの再合成作用が活性化されることが判明したのです。
つまりアントシアニン色素の摂取ににより、ロドプシンの再合成が活発になれば、眼の疲労がとれ、視野がぐっと広がり、夜間でも暗闇に目が慣れる時間が著しく早くなるという効果が現れてくるわけです。

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